再開発で再注目!京成押上線「京成立石」駅のまち歩き

こんにちは。東京支店 営業担当の山根と申します。
今回は、ローカルな駅でありながら多くの居酒屋が散在し「せんべろの街」としても有名な「京成立石」駅周辺の今の魅力と将来像をご紹介いたします。

せんべろの街、京成立石

京成立石駅は東京都葛飾区で、京成押上線で東京スカイツリーのある押上から4つ目にあります。かつて町工場が多かったことから、居酒屋、スナック、バーなど中小飲食店が多く、駅周辺には下町の人情味のある「立石駅通り商店会商店街」やレトロ感満載の「立石仲見世商店街」があります。

立石仲見世商店街(2022年1月撮影)
立石駅通り商店街(2022年1月撮影)

今の東京では珍しい昭和の光景が残っており、グルメ番組や街歩き番組で取上げられています。平成17年には映画「間宮兄弟」のロケ地にもなったようです。また、葛飾区の四つ木・立石エリアは「キャプテン翼」ゆかりの地としても知られ、駅前にも看板がありました。

京成立石駅前(2022年1月撮影)

昔から物価も安く、都心へのアクセスも便利なため、住むには良い所です。独特の雰囲気を求めて、駅周辺に自宅や勤務先がなくても訪れる人も多くいます。

交通アクセス

京成立石駅は都心へのアクセスもしやすく、「東京」駅へ19分、「大手町」駅へ21分と、都心部まで約20分でアクセス可能です。また、「上野」駅へ15分、「日暮里」駅へ16分で到着でき、通勤・通学以外にも休日のお出掛けの際にも便利な駅です。

京成押上線「京成立石」駅の再開発事業

現在立石駅では北口・南口ともに街のにぎわいを創出し、防災性の強化を図ることを目的に、「再開発事業」が進められています。

まちの将来像・開発目標
1 安全に安心して住み続けられる憩いと潤いある生活環境の創出
2 魅力的な商店集積を中心にしたさらなるにぎわいの充実と交流の場の形成
3 生活利便性と行政サービスの向上に資する交通結節点機能の強化
(立石駅北口地区第一種市街地再開発事業「再開発事業について」より抜粋)

北口には、交通広場を中心にして、東西地区合わせて約11,000㎡以上(西地区:約7,130㎡、東地区:4,660㎡)の敷地に、低層階に商業施設を持つタワーマンションや葛飾区役所が移転されるビルが建つ予定です。南口には、A敷地・B敷地合わせて約5,800㎡の敷地に商業施設や事務所、住宅などが入るビルが2棟建つ予定になっております。

再開発地区図 行政の資料を基に当社作図

線路の高架化によって踏切が廃止され、南北の行き来がスムーズになる見込みです。北口・南口の交通広場の設置により、渋滞の解消も期待されています。

参考資料:
再開発事業について|立石駅北口地区市街地再開発組合 (tateishikita.com)
新たな総合庁舎の整備に向けて準備を進めています|葛飾区公式サイト (katsushika.lg.jp)
立石駅南口東地区第一種市街地再開発事業|葛飾区公式サイト (katsushika.lg.jp)

立石仲見世商店街・立石駅通り商店会商店街は開発区域内にあり、昔ながらのレトロな商店街の雰囲気を感じられる期間はあとわずかとなりました。今しか味わえない街の雰囲気を感じに一度、立石駅を訪れてみるのもおすすめです。今後は駅周辺の再開発により商業施設が充実し、日々のお買い物もますます便利になるとともに、防災に対しても安心・安全な街として一層魅力が増すエリアになりそうです。
                             東京支店 営業 山根

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